17秋の世田谷小京都「烏山寺町」~法話と世田谷産野菜のミニ懐石風弁当~
yukiko hirano(運営事務局)
                          2020.02.03
                     26の仏教寺院が立ち並び、東京の小京都ともいわれる烏山寺町。緑あふれ、静かな佇まいの街を訪れ参拝・見学するウォーキングツアーです。「存明寺」では住職の法話を聞いた後、世田谷産採れたて野菜が入った「ミニ懐石風弁当」を広間でいただきました。当日はあいにくの雨模様でしたが、紅葉しはじめた街並みが雨に濡れて情緒漂うしっとりとした雰囲気。心安らぐ街歩きでした。
数々の著名人が眠る烏山寺町
散策マップを手にいざ出発!烏山寺町には、歴史に名を残した多くの人たちが眠っていて、境内には碑が建てられているところもあります。最初に訪れた「専光寺」では、江戸の浮世絵師喜多川歌麿のお墓がありました。
そば屋“庵号”の始まり「称往院」
イチョウがきれいな「妙壽寺」では、関東大震災で焼けてしまった鐘を見学。「称往院」では、寺内の道光庵の庵主がつくるそばが評判になり、修行の妨げになるとして住職によって建てられた「そば禁制」の碑も。ここからそば屋の屋号に“庵”がつくようになったとか。
さざれ石がある「幸龍寺」で御朱印を
「幸龍寺」では、国歌発祥の地と云われる岐阜県揖斐郡春日村の山中より産出したさざれ石がおいてあります。国歌に詠まれている通り、団結と繁栄、平和と長寿を象徴しためでたい石だとか。お参りをした後は、御朱印をいただきました。
「存明寺」で法話を聞いて心おだやかに
「存明寺」ではミニ法要と住職による法話を聞き、お釈迦さまの教えをわかりやすく教えていただきます。子ども食堂や大切な人を亡くした方が集まるグリーフケアの集いなども行なっているそうで、住職のあたたかいお人柄を感じました。
世田谷産野菜をメインにしたミニ懐石風弁当
広間に移動して住職と一緒に昼食を。大蔵大根など世田谷産の野菜をメインにしたミニ懐石風お弁当は彩も鮮やか。世田谷は果物や野菜がいろいろ取れると聞いて驚きました。情緒あふれる街並みを歩き、心安らぐ時間を過ごすことができたツアーでした。
参加日:2019.11.22