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コラム

東貴博、さんぽは家族と過ごす大切な時間
「娘にいろいろなものを教えています」

東京の街に魅せられた方々にとっておきの“さんぽ術”を聞く、インタビュー企画「東京街歩きコラム」。

今回は、さまざまなバラエティ番組や舞台で活躍する、通称「東MAX」こと東貴博さんが登場。「歩かないと分からない発見があるよね」と話す東さんに、さんぽの魅力や家族と過ごすことが多い自由が丘の魅力を語っていただきました。


自由が丘はコンパクトなのにいろんなものが楽しめる街

浅草出身で、「下町のプリンス」と呼ばれる東さん。実は1人暮らしを始めてからさまざまな場所を転々とし、15年ほど前からは自由が丘周辺に住んでいるそう。長く暮らすこの街の魅力を聞くと、「住みやすい街なんです。下町の良さも改めて実感できますし」とほほ笑みます。


「この辺りはすごく子育てがしやすいんですよ。子供のものもたくさん揃っていますし、街のみんなが子供に優しい。ご飯屋さんでも、子供連れが来店するといろんな感覚を持つ方がいらっしゃるけど、そういうのが全くなく、穏やかな方が多いんです。

今でこそ自由が丘駅周辺はチェーン店も増えましたが、地元の方が個人でやられてるお店もたくさん。融通も利いてすごく親切で、常連さん同士が仲良くなってたりしますね。



あと、自転車や徒歩で移動している人も多く、車も譲り合いがしっかりしてるからクラクションなんて聞いたことなくて。時間がゆっくり流れている気がして、すごく安心感があります。

一方、下町は活気があるので、テンポが早く、刺激的ですごく楽しい。自由か丘周辺で過ごしてリセットできたからこそ、改めて地元の魅力にも気付けました」






高級なものからリーズナブルなものまでさまざまな良いものが楽しめるのも、自由が丘周辺の魅力の一つ。グルメ好きで手料理することも多い東さんも、自由が丘の飲食店やスーパーを重宝しているんだとか。


「料理は子供の頃から好きで、お店で食べて美味しかったものを家で再現することもありますね。この辺のスーパーは激安スーパーから高級店まで色々特色があって、なんでも揃うんです。なので、魚はここがおいしいとか、いろいろ使い分けています。

飲食店も、自然派のものしか使わないお店など、いろんな良いものをたくさんの人に知ってほしい、本当に良いものを届けたいという思いでされているお店が多い気がしますね。元六本木のお店のオーナーシェフが1人でやられていて、リーズナブルなのにすごい料理が出てくるお店なんかもありますよ。

また、流行りの高級食パンも子供の幼稚園の送り迎えの途中に買えたりして、そういうのが日々の楽しみでもあって。心が潤って、いい生活をしてるなっていう気分になるんです。街はコンパクトなのにいろんなものが楽しめるのは、ありがたいです」


歩くことで気付いていなかった発見がたくさん

歩いたり、ジョギングをしたりと、普段からさんぽ好きだという東さん。目を輝かせながら、さんぽの魅力を明かしてくれます。


「車だと通り過ぎて気付かない、いい店がたくさんあるんです。なので、僕は基本よく歩きますね。荷物を持ってると歩きたくなくなるから、極力荷物は持たないようにしていて。

毎回コースを変えてるんだけど、こんな所にこんな店があるんだとか、発見の連続で。気になったお店はスマホで写メっておいて、後で調べて行くことも多いです」





妻の安めぐみさんと、5歳の娘さんと3人暮らし。コロナ禍によって、家族3人でさんぽに出かけることも増えたんだとか。

「家族でおにぎりや弁当を作って、公園で食べたりします。今までは奥さんか僕のどっちかが娘を連れて出ることはあったんですけど、コロナがきっかけで3人で行くようになりました。今は、義理の父も近所に引っ越してきたので、4人で過ごすことも。こういうのも楽しいと、新しい発見になりました。

この辺りは公園がすごく多いので、公園をはしごすることもありますね(笑)。あと、神社やお寺も好きでよく行くんです。娘に2つの違いや鳥居のこと、『神様が通るから真ん中は歩いてはだめだよ』と伝えたり、公園でも『人が多い時は順番を守ろう』、『人に譲ってあげようね』と言ったり。 5歳だとさまざまなことに興味を持つ年頃なので、散歩を通じていろいろなものを教えています。そういうのもすごく楽しいですね」


親子で楽しめる時間を大切にしたい

家族との時間を大切にしている東さん。もし、東京のオンラインツアーに参加するとしたら?

「家族で公園に行くことが多いから、まだ知らない、いろいろな公園をオンラインツアーでのぞいてみたいかな。

娘は長いすべり台があるから、中根公園が大好きで。東京には、ミニSLがある世田谷公園や自然が溢れる等々力渓谷など、少し足を伸ばせば子供が楽しめる面白そうな場所ってたくさんあるんですけど、同じ所に行きがちなので意外と知らなかったりするんです。

娘と楽しめる新たなスポットを発見したいので、一緒に動画を見て、『ここ楽しそうだなぁ』と思ったら、いざ足を運んで楽しんでみたいですね。親子でこういう時間を共有できるのはすごくいいことだし、そんな時間を大切にしたいです」


最後にさんぽの楽しみ方を熟知している東さんに、東京さんぽをもっと楽しむ方法を聞くと、「入ったお店で聞き込みして!」との答えが。

「僕は、お店の人に『この辺りで旨いお店はない?』と結構、聞き込みしちゃうんですよ。自由が丘でも、話すことは多くて。お店の人と仲良くなると、いろんなことを教えてくれますね。

特に飲食店はみんな繋がっているので、仲良くなると、細かい情報まで入ってくるんです(笑)。さんぽをきっかけにそういう情報を知れるのは楽しいですね。

今は、東京をはじめ、すぐにいろんな所に行ける時代。現地を散策することでさまざまな発見があると思うので、ぜひそんな体験をたくさんしてほしいです」


さんぽのお供は、オリジナルのキャップ

「帽子はすごく好きで、さんぽには欠かせないですね。マスクして帽子を被ったら、誰だか分からないでしょう? 芸能人なので、やっぱりバレないようにしないといけないですから(笑)。

キャップ、ニット帽、最近は被ってないハンチングも合わせると、30個は持ってるかな。その中でも今、愛用しているのは、オリジナルで作ったキャップ。普通のキャップに、奥さんと娘と僕の名前を刺繍してもらったもので。ネットで簡単に注文できるんですが、おしゃれなデザインに見えて、なんだか分からないからいいかなと思って(笑)

1個目を作った時に、奥さんには「気持ち悪い」とも言われたんですけどね(笑)。でもこれを被ってたら、悪いことしないと思うし(笑)。僕のサイズしかないんですが、時々、娘もふざけて被ることもあって。ブカブカなんだけど、それがすごく可愛いんです」




東貴博(あずまたかひろ)/タレント
1969年、東京都台東区浅草生まれ。コメディアン・東八郎の次男として誕生。
1988年、父の一番弟子・萩本欽一のすすめで欽塾へ弟子入り。1994年、深沢邦之とお笑いコンビ・Take2を結成。
以降、さまざまなバラエティ番組や舞台等で活躍する。2011年には、タレントの安めぐみと結婚、14年には長女が誕生。江戸文化歴史検定2級・3級を持ち、たいとう観光大使も務める。

メイク/津谷成花 撮影/小山志麻 取材・文/高山美穂



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